“MEAT FREE MONDAY” AUWA

Text_SWAG H.

"MEAT FREE MONDAY”
AUWA

海と空, そして淡路島を望む絶景空間で堪能する,
発酵×発芽玄米×地産野菜のヴィーガンメニュー。

LIFE STYLE Jan 30, 2023

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“ミートフリーマンデー(Meat Free Monday)”とは、ポール・マッカートニーとステラ・マッカートニーが提唱する地球環境保護を目的としたキャンペーン。週に1度、月曜日だけでも肉を食べない生活を皆が意識することで、畜産飼育における穀物需要の増加とそれに伴う森林破壊や砂漠化、さらには温暖化の要因でもあるメタンガスの発生を少しでも防ごうという啓蒙活動でもある。SWAG H.では、このメッセージに共鳴し、毎週月曜日にベジタリアニズムやヴィーガニズムをはじめとする関連ニュースをお届けする。第78回は、兵庫県の淡路島を望む絶好のロケーションに位置するエシカルヴィーガンカフェ｢AUWA(アウワ)｣をピックアップ。

｢アウワ｣は、淡路島と明石海峡大橋を一望できるプライベートビーチを持つオーシャンビューレストラン｢N’ocean(ノーシャン)｣の姉妹店。海の生き物やサンゴを守るアクションのひとつとして、海の恩恵に授かるレストランを営む彼らが選んだのがプラントベースという選択肢である。オープンから1年ほど経った今年1月11日に、自然と自分に優しいエシカルヴィーガンカフェへとリニューアルオープンを果たした。店名にもなった“AUWA”とは、宇宙の根源を意味する言葉とあって、身体の中から輝き、本来の自分を取り戻せる料理やスイーツ、ドリンクを多数用意。採光をたっぷりとった心地よい空間には、廃材やリサイクル品を活用したテーブルや椅子などを揃えてインテリアを構成。広いベッドチェアは赤ちゃんフレンドリー、テラス席はドッグフレンドリーにするなど、幅広いお客さんに対応できる多様性に富んだスペースとなっている。

またカフェだけではなく、ヨガや瞑想をはじめ、コンブチャ、各種麹づくり、味噌づくりなどに加え、料理教室に手仕事のワークショップ、ビーチクリーン運動なども企画し、生活に彩りと豊かさを添える体験プラス食のイベントを準備。今後、ローカルにおいて｢アウワ｣が新たな発信基地になることを目指しているという。

ヴィーガンメニューのプロデュースならびにカフェ監修は、ベジフードプロデューサーの千葉芽弓氏が担当。現場では、イタリアで修行経験を重ね、姉妹店の｢ノーシャン｣と｢アウワ｣両店舗のメインシェフを務める富澤理恵氏を中心に腕を振るう。“水中の楽園”をテーマに、兵庫県内のオーガニック農家から届けられた旬の野菜とヴィーガンシーフードなどを組み合わせた多彩なメニューを用意。自家製発酵調味料をはじめとする調味料も含めて、手作り、無添加無化調にこだわったヘルスコンシャスなヴィーガンメニューが充実している。

AUWA ブッダプレート ¥1,980(具だくさんお味噌汁と選べるVeganデザート付き)

ヒエフィッシュフライや舞茸のカキフライ風などのヴィーガンシーフードと、季節の野菜マリネ、キャロットラペといった日替わりの副菜を盛り合わせたガーデンブッダプレート。もちもちした食感が特徴の兵庫県産の無農薬発芽酵素玄米と一緒に味わえば、食べ応えも抜群。

Vegan Sushi プレート ¥2,200(平日限定)

伝統的な助六寿司がアーティに進化。発芽酵素玄米を使った酢飯と合わせるのは、テンペの穴子風や、卵もどき、アボガド、れんこんボール、茄子田楽など多種多様で、目にも美しい。梅酢と自家製コンブチャを合わせた酢飯は｢アウワ｣オリジナルで、腸活効果も期待できる。

二種のカレープレート ¥1,650(コンブチャラッシー付き)

レンズ豆とキノコのスパイシーカレーと、オーガニックケールのクリーミーカレーのあいがけ。野菜のフリットとラペやピクルス、フレッシュサラダを盛り合わせたワンプレートなので、栄養バランスも十分。＋110円でヴィーガンシーフードフライ2種、＋330円で選べるスイーツのオプションが付けられる。

日替わり季節のパスタプレート土日限定 ¥1,870(ミニサラダと選べるスイーツ付き)

地元、淡路製麺のリングイネを使った旬の野菜たっぷりの日替わりパスタ(ジュノベーゼ、トマトソース、豆乳クリーム、ペペロンチーノなど)。パスタは、＋110円で自家栽培玄米の黒米入りグルテンフリー麺に変更することも可能。

手が混んでいるのは何もフードメニューだけではない。ケーキはすべて卵や白砂糖、添加物を使わないヴィーガン仕様。店内で一つずつパティシエが手作りするなど、スイーツに関しても一切抜かりはない。