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“酵素”が持つ潜在的なパワーに着目した,
身体と心を綺麗にするハラルメニュー。
LIFE STYLE Aug 16, 2021
“ミートフリーマンデー(Meat Free Monday)”とは、ポール・マッカートニーとステラ・マッカートニーが提唱する地球環境保護を目的としたキャンペーン。週に1度、月曜日だけでも肉を食べない生活を皆が意識することで、畜産飼育における穀物需要の増加とそれに伴う森林破壊や砂漠化、さらには温暖化の要因でもあるメタンガスの発生を少しでも防ごうという啓蒙活動でもある。SWAG H.ではこのメッセージに共鳴し、毎週月曜日にベジタリアニズムやヴィーガニズムをはじめとする関連ニュースをお届けする。第15回は、“酵素”の持つ力に着目し、野菜や果物などに含まれる様々な酵素や発酵食品を通じて健康的で美しいライフスタイルを提案する「KO-SO CAFE BIORISE(酵素カフェ ビオライズ)」をピックアップ。
“カラダの中からキレイに”をコンセプトに掲げる「KO-SO CAFE BIORISE」は、動物性素材、卵、乳製品、白砂糖は一切使用せず、四季折々の恵みを大切にした旬と産地にこだわった食材や発酵食品がすべてのメニューに活かされている。野菜や果物に豊富に含まれている植物繊維やビタミン、ミネラルが、人間の身体を正常に機能させるために不可欠な栄養素であることは誰しもが理解しているだろう。それと同様に、身体の内外で起こる有用な化学反応を引き起こすために必須とも言えるのが酵素である。人の体内に約5,000種類も存在するといわれる酵素は、人間が摂取した食べ物を消化、吸収、代謝するための触媒としての性質を持ち、植物が有する栄養素からエネルギーを作り出す反応や、体内の有害物質を処理し、尿などと一緒に排泄するなど、身体の成長や免疫反応などに関わる重要な役割を担っている。そのため、「KO-SO CAFE BIORISE」では、自然素材を発酵、熟成して作った酵素原液や酵素ペーストを様々な料理やスイーツ、ドリンクに取り入れることで、体内で自然に作り出される酵素の量が減った状態でも無理なく補うことができる。
また、フードメニューのすべてがハラル対応になっているのも「KO-SO CAFE BIORISE」の特徴のひとつ。豚肉やお酒など、イスラムの教えにおいて禁じられている食材や調味料に接触したり、誤って混入することを避けるためにハラル専用の食器や調理器具を使用。それらの保管方法に至るまでイスラム教の厳格な安全基準をクリアした認定証を保持するお墨付きのお店である。異なる人種や宗教、さらにベジタリアンやヴィーガンといった食の嗜好を問わず、皆が同じテーブルを囲んで楽しむための努力は、メニューの随所に活かされており、自家製塩糀や自家製しょうゆ糀、発酵原液やペースト等を使用することで、あらゆる人たちが美味しさと楽しさを共有できる心遣いが徹底されている。
充実したフードメニュー以外にもアルコールを含めたドリンクメニューも各種取り揃う。発酵原液をソーダで割った爽やかな酵素ソーダや、豆乳ヨーグルトと酵素原液を合わせたヨーグルト風ドリンク、ラッシー風スムージーなど常時10種類以上がラインナップ。
乳製品の代わりに豆乳ホイップを使ったパンケーキや糖質を抑えたRAW(ロー)ケーキなど、スウィーツメニューも人気。完全植物性の非加熱で作ったローケーキは、ベリーやチョコレート、マンゴーチーズなどがあり、テイクアウトやウーバーイーツだけでなく、オンライン販売にも対応している。塩麹やナッツなどで甘みとコクを加えたケーキは、乳製品にアレルギーを持つ子供にもおすすめだ。
一般的に、歳を重ねるにつれて消化や代謝の機能が衰えるのは、体内で酵素を合成する力が衰えてくるのがその理由だと言われている。長く健やかな心身を保つためにも「KO-SO CAFE BIORISE」での食事を通して、発酵食品の持つ大きな可能性とまだ知らぬ魅力に触れてみてはいかがだろうか。
東京都渋谷区東3-25-3 ライオンズプラザ恵比寿1F
TEL 03-3409-3405
www.ko-so-cafe.jp