PETER BARAKAN’S MUSIC FILM FESTIVAL

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PETER BARAKAN’S
MUSIC FILM FESTIVAL

エイミー・ワインハウスに伝説のジャズライブも。
ピーター・バラカンが選んだ音楽映画祭が開催！

ENTERTAINMENT Jun 24, 2021

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角川シネマ有楽町では、7月2日(金)～7月15日(木)まで、｢Peter Barakan’s Music Film Festival｣を開催する。

本映画祭は、ラジオDJや著述業などで活躍するピーター・バラカンが、かねてより企画していたもので、音楽を題材としたドキュメンタリーやコンサート映画、劇中で音楽シーンを描いた作品など、時代やジャンルを問わず、自らセレクトした作品を2週間にわたり上映する。

上映作品のラインナップは、“レディ・デイ”の愛称で知られる天才的なジャズシンガーであり、生涯を通じて人種差別やドラッグ中毒、アルコール依存症と戦ったビリー・ホリデイの壮絶な人生に迫ったドキュメンタリー｢BILLIE ビリー｣や、27歳で夭折した不世出のシンガー、エイミー・ワインハウスがスターダムに登り詰めてから、負のスパイラルに陥っていく姿を生々しく描いた｢AMY エイミー｣、セロニアス・モンクやルイ・アームストロングらが参加した伝説のコンサートを写真家、バート・スターンが記録した｢真夏の夜のジャズ｣など、日本未公開作品やこれまであまり観る機会のなかった作品を含む全14が揃った。

BILLIE ビリー

AMY エイミー

真夏の夜のジャズ

他にも、1970年代～80年代にイギリス国内で急速に支持率をあげたネオファシスト政治団体｢国民戦線｣に対抗するためのアクションを起こした｢ロックアゲインストレイシズム｣と、彼らが企画した野外コンサートの様子をジャーナリスティックな視点で描いた｢白い暴動｣は、行き過ぎた国粋主義が政治の中枢にまで侵食している現在の日本においてまさに観るべき作品と言えるだろう。また、1970年代にイングランド北部でカルト的な人気を博したダンスミュージックのムーブメントや、それに青春を捧げた若者たちを瑞々しく描いた｢ノーザン・ソウル｣、そしてサルサシーンの大物バンド、ファニア・オール・スターズのライブやハーレムに暮らすラテン系の人々の生活を描いた伝説のドキュメンタリー｢Our Latin Thing｣など、映画ファンのみならずミュージックラバーにとっても見逃せない作品ばかりである。

白い暴動

ノーザン・ソウル

Our Latin Thing

期間中には、ピーター・バラカンがオノセイゲンや久保田麻琴ら多彩なゲストを招いて上映作品について語り合うトークイベントも開催されるので、併せてチェックしておきたい。なお、上映作品や上映時間などは日によってバラバラなので、気になる作品があればまずはウェブサイトでスケジュールのご確認を。

INFORMATION

上映作品

｢BILLIE ビリー｣日本初公開
｢ジャズ・ロフト｣日本初公開
｢真夏の夜のジャズ 4K｣
｢AMY エイミー｣
｢バックコーラスの歌姫(ディーバ)たち｣
｢ランブル音楽界を揺るがしたインディアンたち｣
｢Our Latin Thing｣
｢マイ・ジェネレーションロンドンをぶっとばせ！｣
｢ノーザン・ソウル｣
｢白い暴動｣
｢大海原のソングライン｣
｢スケッチ・オブ・ミャーク｣
｢サウンド・オブ・レボリューショングリーンランドの夜明け｣
｢カマシ・ワシントン“Becoming”ライブ｣

Peter Barakan’s Music Film Festiva

2021年7月2日(金)～7月15日(木)、角川シネマ有楽町にて開催

料金：一般 ¥1,800
シニア ¥1,200
大学生 ¥1,500
水曜サービスデー ¥1,200
夫婦50割引夫婦で¥2,400
TCGメンバーズカード会員割引
土、日、月、金 ¥1,300
火、木 ¥1,100(他、各種割引あり)
会場：角川シネマ有楽町
東京都千代田区有楽町1-11-1 読売会館８階
TEL 03-6268-0015

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