VIVIENNE WESTWOOD JOINS LETTERS TO THE EARTH

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VIVIENNE WESTWOOD
JOINS LETTERS TO
THE EARTH

国連気候変動会議｢COP26｣の開催に合わせ,
ヴィヴィアン・ウエストウッドのスピーチ映像が公開。

FASHION Nov 8, 2021

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10月31日(日)より、スコットランドのグラスゴーにて開催中の｢COP26(第26回国連気候変動枠組条約締約国会議)｣に向けて公開されているフィルムシリーズ｢Letters to the Earth｣に、ヴィヴィアン・ウエストウッドが出演した映像が発表された。

2019年にスタートした本キャンペーンは、世界中の人々が気候変動に対してアクションを起こし、その意志を表明することで、その輪を拡大させることを目的としている。COP26開催の1週間前より、カウントダウン式で公開された映像では、ヴィヴィアン・ウエストウッドをはじめ、ブッカー賞を受賞した作家のベン・オクリ、資産運用管理会社アビバ・インベスターズのチーフレスポンシブルインベストメントオフィサーを務めるスティーブ・ウェイグッド、オーガニック食品宅配会社リバーフォード・ガイの創設者であるシン・ワトソン、気候変動活動家のデイズ・アガジといった30名におよぶ著名な慈善活動家たちがメッセージを発信。ヴィヴィアン・ウエストウッドは、ロンドンの劇場、シャイクスピアズ・グローブのステージに立ち、手紙を読み上げた。｢エコノミーという言葉には、家計管理という意味があります。地球は私たちの家ですから、地球規模で見れば、経済とは持続可能性を意味します。私たちにはそれがありません。私たちには未来がありません。私たちは残念ながら永久的な貿易戦争と競争に基づいた金融システムに生きています。土地は誰のものでもないのです」

一般公開されている｢Letters to the Earth｣は、ソーシャルメディアや郵便を通じて、誰でもビデオメッセージや文章、写真や手紙を送ることができるプラットフォームでもある。COP26の最終日となる11月12日(金)までに意志を表明することで、重要な会議に集まる世界のリーダーにその声を届けることができる。本キャンペーンはCOP26で最高潮を迎え、これまで受け取ったすべての手紙を配布し、カンファレンスで朗読されるという。

｢科学者たちは、世界が迅速に行動すれば大惨事は避けられると言っています。2030年までに世界の排出量を半減させ、ネットゼロカーボンに間に合わせることができるのです。世界のリーダーたちには、大胆で断固とした行動をとるチャンスがあります。しかし、そのためには、あらゆる階層の人々の声を聞き、それが彼らの求めるものであることを知る必要があります。“Letters to the Earth”は、そのプラットフォームを提供しています｣と、｢Letters to the Earth｣キャンペーンコーディネーターのジョン・スラックはコメントを残している。

COP26に向けたメッセージは、｢Letters to the Earth｣のウェブサイトより送付可能。なお郵送の場合は、以下のアドレスが送付先となっている。