福岡県福岡市に拠点を構える家具ブランド、Ritzwell(リッツウェル)は、4年ぶりとなる新カタログの発刊とそれに合わせた新商品を発表した。

リッツウェルは、1992年の創業以来、一貫して“Made in Japan”にこだわり続ける家具ブランド。“愛着を記憶する家具”をコンセプトに、上質な素材に繊細な手仕事のプロセスを施すことで、“温かみ”というエッセンスを吹き込んだ家具を制作。プロダクトを介して、作り手と使い手の想いが長い時間をかけてひとつになり、時を重ねるほどに深く繋がっていくようなものづくりを目指し、福岡の地で創作活動を行っている。

天板エッジ部分のなだらかな曲面が、優しい感触とエレガントなフォルムを生み出す｢MT TABLE｣は、厳選された美しい無垢材を丁寧に削り出して作られたもの。ヴォリュームのある天板と華奢な脚部、無垢材の暖かみとインダストリアルな金属など、対照的なエッセンスが絶妙なバランスを生み出している。空間に馴染む洗練されたモダニティに加え、天板、脚部の素材やカラーの選択肢の広さも魅力で、置く場所のインテリアやシーンに合わせてコーディネートを楽しめる。

｢MO TABLE｣は、優しく穏やかな雰囲気を持つ和みのテーブルシリーズの最新作。無垢材の暖かみのある質感と天板から斜めに伸びた丸脚のラインが好相性で、すっきりとしたモダンなフォルムが特徴となっている。同シリーズのコーヒーテーブルやサイドテーブルをいくつか組み合わせて使えるため、シチュエーションや家族の人数によって、集いのカタチをより自由で豊かなものへと変えてくれるだろう。

座面に厚革のベルトを編み込んだ｢MO BRIDGE BENCH / MO BRIDGE SQUARE BENCH｣は、リッツウェルの確かなクラフツマンシップが息衝いた逸品。熟練の職人によって1本１本丁寧に編み込まれたベルトの凹凸が、豊かな表情を生み出し、デザインに落ち着きと暖かみを添える。単体での使用はもちろん、サイズが異なる意匠が連続するレイアウトも美しく、並べて使うことで空間に上質な存在感を生み出す。