NEW GENERATION, NEW WAVE
ABOUT MAY, 2026
20世紀を代表する陶芸家,ルーシー・リーの
約10年振りとなる大規模回顧展が開催。
ART May 29, 2026
イギリスの陶芸家、ルーシー・リーの回顧展「ルーシー・リー展―東西をつなぐ優美のうつわ―」が、東京都庭園美術館にて7月4日(土)から開催される。
20世紀を代表する陶芸家のひとり、ルーシー・リー(1902-1995)は、オーストリア・ウィーン出身。ウィーン工芸美術学校でろくろを用いた制作に魅了され、陶芸の道へ。1938年に戦争で亡命を余儀なくされると、作陶の場をロンドンへと移す。ろくろから生み出される優雅なフォルム、象嵌(ぞうがん)や“掻き落とし”技法による独創的な文様、そして釉薬によって生み出される豊かな色彩など、モダンかつ情緒豊かな作品の数々は、今なお多くの人々を魅了し続けている。
本展は日本で約10年振りとなる大規模な回顧展であり、金沢にある国立工芸館に寄託された井内コレクションをはじめとする、貴重なコレクションが集結。彼女のキャリアに即した全4章立てで構成され、ウィーン工房の創設者のひとりであるヨーゼフ・ホフマンや、ロンドン時代に知り合ったバーナード・リーチ、ハンス・コパー、濱田庄司など、リーと交流のあった作家たちの作品が併せて展示される。制作初期から円熟期まで、作家のキャリアを横断的に俯瞰しながら、彼女が出会った場所、人、ものといった時代背景を交えて作品を紐解くことで、卓越した造形表現の源泉やその信念に迫っていく。
また、会場となる東京都庭園美術館の本館は、1933年に朝香宮家の自邸として竣工された由緒ある建物。うつわ本来の魅力を引き出すアール・デコ建築による美しい空間で、リーの優美な造形世界を堪能できる。
なお、会期中には有識者を招いた講演会や担当学芸員によるレクチャー、陶芸のボタンを作るワークショップなど、様々なプログラムが予定されているので、そちらも併せて楽しんでみてはいかがだろう。
会期:2026年 7月4日(土)~9月13日(日)
会場:東京都庭園美術館
場所:東京都港区白金台5–21–9
時間:10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで)
*8月7日、14日、21日、28日(金)は21:00まで開館(入館は閉館の30分前まで) [サマーナイトミュージアム2026]
休館日:毎週月曜日
*ただし7月20日(月)は開館、7月21日(火)は休館。
観覧料:一般 ¥1,400(¥1,120)/大学生(専修・各種専門学校含む) ¥1,120(¥890)/高校生、65歳以上 ¥700(¥560)
*本展は日時指定予約制です。
*中学生以下は無料。
*( )内は団体料金。団体は20名以上(事前申請が必要)。
*身体障害者手帳/愛の手帳/療育手帳/精神障害者保健福祉手帳/被爆者健康手帳をお持ちの方とその介護者2名は無料(ミライロID含む)、(予約不要。手帳の提示をお願いします)。
*教育活動として教師が引率する都内の小/中/高校生および教師は無料(事前申請が必要)。
*第3水曜日(シルバーデー)は65歳以上の方は無料(予約不要)。
*7月29日(水)、8月5日(水)はフラットデー開催日のため通常よりも入場者数を制限します。
www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/lucie-rie/
TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)