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“キノコが私たちを結びつける”をテーマに掲げる,
2022年サマーキャンペーン映像が公開。
FASHION Apr 28, 2022
「STELLA McCARTNEY(ステラ マッカートニー)」は、“キノコが私たちを結びつける”というアイデアをテーマにした2022年サマーキャンペーンの公開を祝し、キノコや菌類に関する様々なストーリーが絡み合う一連のアクティベーションを展開する。
このアクティベーションでは、著名なフランス人シェフのレイモンド・ブランやシェフ兼ライターのソフィア・ロウをはじめとする世界各国のあらゆる分野で活躍する各界のキーパーソンが、キノコや菌類の持つ無限の可能性をテーマにコンテンツを発信。日本からは、ダンサーのアオイヤマダと、ヴィーガンフードクリエイターのYOKO(SUNPEDAL)をフィーチャー、本キャンペーンのためにエクスクルーシブな映像が公開された。
アオイヤマダは、プライベートで訪れた公園を舞台に映像を制作。撮影はOi-Chanが担当し、実際に椎茸狩りをした際に収録した音をミックスしたサウンドや映像編集は彼女自身が手掛けた。「私たちは菌と戦いながらも菌なしでは生きられず、共存していかなければなりません。映像では、“キノコ”の世界で楽しむ姿(共存)を表現しました」と、アオイヤマダがコメントを残している。
一方、SUNPEDALのYOKOは、自身の基地であるアトリエにて、クリエイティブなキノコ料理を披露。アートディレクターに上山悠二を迎え、クッキング映像が制作された。「ステラ マッカートニー」公式ウェブサイトでは、クッキング映像と合わせてレシピも公開中。「私自身ヴィーガンで、ヴィーガンフードをつくるという仕事をする中、サステナビリティは生活の身近にあるものと考えています。ジャンルは違っても同じ方向を向いているサステナブルファッションのパイオニア的存在、ステラ マッカートニーのコレクションからインスパイアされたキノコ料理のレシピを考えながら、新たな発見がありました」と、レシピ考案の着想源を語っている。
本キャンペーン同様、キノコや菌類がもたらすサステナブルファッションの革新としての希望は、2022年サマーコレクションのランウェイでデビューを果たしたFrayme Mylo™(フレイム マイロ™)にも反映されている。無限に再生可能な菌類の地下根系である菌糸体(マイセリウム)から作られた、100%ヴィーガン素材のMylo™(マイロ™)マッシュルームレザーが採用された世界初のバッグである。このFrayme Mylo™と名付けられたバッグは、年内に数量限定で販売される予定(一部仕様変更の可能性あり)。
これまでと同様に、レザー、フェザー、ファーなどの動物由来を一切使用していない2022年サマーコレクション。リサイクルポリエステルやリサイクルエラスタン、再生ナイロン、オーガニックコットンやオーガニックリネン、フォレストフレンドリービスコース、環境再生型農業環境へのコミットメントに基づく農地から採取されたトレーサブルウール、ソルベントフリー(溶剤不使用)PU、オルターマット、木材パルプや衣料生産時に発生したコットン廃棄物を原材料とするリサイクルファイバー、Refibra™(リフィブラ™)製のジャージ、キュプラ繊維廃棄物をアップサイクルした染料Recycrom™(リサイクロム™)を原料として染色したオーガニックコットンデニムなど、様々なエコフレンドリー素材を採用しているという。同コレクションでは、ランウェイで発表されたウィメンズのコレクションピースに加え、メンズも着用可能なTシャツやニットなど、ユニセックスサイズのコマーシャルピースも展開される。