今回のコラボレーションは、サステナブルなスタイルの限界を追求するアディダスとステラ マッカートニーによる、スポーツリュクスなコレクションだ。パフォーマンスウェアに遊び心を盛り込み、近未来的なカラーの新しいメタリックパフォーマンスファブリックを採用。すべてのアイテムには、リサイクルメタリック素材が部分的に落とし込まれている。

ランニングからローラーブレードまで、様々なスポーツの動きに対応できるメタリッククロップトップとマッチングするタイツや、オーバーサイズに仕立てられたメタリックシルバーの軽量トゥルーペースジャケットなどがラインナップ。女性たちを讃えてサポートし、スポーツの世界をよりインクルーシブな世界へと広めるために始まった｢ウォッチ アス ムーブ“自由なジブンが動き出す”｣キャンペーンの一環として、クリエイターやアクティビストたちを応援し続けており、｢ステラシャイン｣の各コラボレーターは、ポジティブな変化を起こすことにより型を壊し、それぞれのコミュニティを勇気づけているという。

2021年秋冬コレクションのプラットフォームは、ローラースケーター/ジャムスケートクラブの創設者であるオウミ・ジャンタと、モデル/アーティストのアヌティダ・プロイペッチに託された。キャンペーンヴィジュアルは、昼と夜のべルリンを背景に、遊び心溢れるスタイリッシュなパフォーマンスアイテムの魅力が存分に引き出されている。ローラースケートからランニングまで、様々な身体の動きをセレブレイトする本キャンペーンは、スポーツが身体と心の両方にもたらすメリットと共に、パフォーマンスウェアとしての汎用性とエネルギッシュなコレクションが放つ煌めきを強調。そして、これらをすべて一緒にアートに落とし込むのは、ロンドンを拠点とする現代ヴィジュアルアーティストのジャズ・グラント。彼女はブラックコミュニティを支持し、むき出しの感情を呼び起こすハンドカットによる作品を制作することにより、反骨精神と喜びの両方のテーマを繋ぎ合わせている。ジャズ・グラントは、フォトグラファーと協力してアイディアやコンセプトを展開し、身体を写すシャープなショットの中で色の歪みやテクスチャーに焦点を当てたという。そして、イメージをプリントした独特のメソッドにより、ユニークなコラージュと層をなすモンタージュを作成。オウミとアヌティダによるムーブメントのエネルギーを引き出している。

虹色に輝くメタリッククロップトップとマッチングするタイツを含む本コレクションは、｢エアロレディ｣テクノロジーを採用。衣服内にこもる湿気を逃し、アスリートをドライな状態に維持して快適なコンディションへと導いてくれる。オーバーサイズの軽量トゥルーペースメタリックランニングジャケットは、エネルギッシュなシルバーとローズ系で仕上げられ、ワークアウトシーンからストリートウェアのスタイルへシームレスにシフトすることを可能にしただけでなく、リサイクルポリエステルを100%採用しているところにも注目していただきたい。

ステラ・マッカートニーは、「このコレクションを生み出すにあたり、次世代のチェンジメーカーたちに大胆なルックスで自分自身を表現する機会を与えたいと思いました。高いファッション性とパフォーマンス性を融合させるだけではなく、アディダスの高性能リサイクル素材シリーズのひとつである“プライムグリーン”のような革新的な素材を使用したスタイルを提供したい。スポーツとムーブメントは多彩な形を取ることができるので、スタジオからストリートまで、様々なニーズに応えられるルックスを作りたかったのです。アートやカルチャーの最先端を行くアクティビストたちに、彼女らの作品をシェアするもうひとつのプラットフォームを提供することはとても刺激的なことです。オウミとアヌティダは、このコレクションの表情豊かな性質をセレブレートするキャストを完璧に演じてくれました。一方、ジャズは、次世代のチェンジメーカーたちの活力や創造性、個性を完璧に表現するユニークなハンドカットのヴィジュアルで、これら全てを融合させました」と、語っている。