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ABOUT JUL, 2026
川内倫子,奈良原一高,野口里佳らが出展。“食”を
テーマにした「TOP コレクション 明日の食卓」展。
ART Aug 3, 2026
“食”をテーマにした、写真と映像作品を展観する「TOPコレクション 明日の食卓」が、東京都写真美術館にて9月21日(月・祝)まで開催中。
「TOPコレクション」展は、東京都写真美術館が収蔵する約39,000点もの写真、映像作品を様々な切り口から紹介するもので、今回は“食”をテーマにした内容で開催される。全4章立てで構成される本展には、島尾伸三、原美樹子、野口里佳、潮田登久子、川内倫子、奈良原一高、山田實、宮本隆司、竹谷出、宮崎学、土田ヒロミ、楢橋朝子、岩井優、折元立身の14名の作品が出品されている。
第1室「あのとき、あの食卓で」は、家族や作家自身の食卓の記憶をテーマに、島尾伸三、原美樹子、野口里佳、潮田登久子、川内倫子5名の作品を紹介。日常において、ふと思い出す“食”の風景を切り取った写真群から、一様ではないそれぞれの家族と共に食卓を囲んだ記憶を浮かび上がらせる。
「食と地域のあいだに」と題した第2室では、奈良原一高、山田實、宮本隆司、竹谷出の作品を通して、土地と食との密接な繋がりを見つめ直す。なかでも竹谷出が、日本各地を旅しながら撮り溜めた「にほんのかけら」シリーズは、東京都写真美術館に収蔵後、初めて展示紹介されるもので、都市生活者にとっては馴染みがない土着的な食文化の一端を共有することができる。
獣害による農地への影響や東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所事故によって広がった風評被害など、食をめぐる問題にフォーカスを当てたのが第3室「環境のなかで」だ。宮崎学、土田ヒロミ、楢橋朝子、岩井優の作品を通して、人間の営みと自然環境との関わりを問い直す。
第4室「明日の食卓」では、これからの“食”、すなわち未来の食のあり方について考える。これまで母親との暮らしや世界各地の人々とのコミュニケーションを作品へと展開してきた折元立身の作品の中から、今回は「おばあさんとのランチ」シリーズを紹介。福島県二本松市龍泉寺で 地域の高齢者を募り共に食事をとる風景や、ポルトガルの世界遺産都市、エヴォラの修道院に500人のおばあさんたちを招き、踊り、歌い、食卓を囲むコミュニケーション アートの様子を収めた映像作品を通して、他者との繋がりや“共に生きる”ことの意味を改めて問い直す。
会期中には、料理研究家の土井善晴を招いたイベントや、出展作家でもある写真家の川内倫子と作家/歌人のくどうれいんのトークイベントに加え、“食”やライフスタイルをテーマにした映画の同時上映、さらに恵比寿ガーデンプレイス地下1階のワインショップ「WINE MARKET PARTY」との特別コラボレーションなど、様々な関連イベントが予定されているので、本展と併せてチェックしてみては。
会期:開催中(9月21日まで)
会場:東京都写真美術館 3階展示室
東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
時間:10:00~18:00(木、金曜日は20:00まで)
*入館は閉館30分前まで。
*8月6日(木)~28日(金)の木・金曜日は夜間特別開館のため21:00まで開館。
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館、翌平日は休館)
入場料:一般 ¥700(¥560)/学生 ¥560(¥440)/高校生、65歳以上 ¥350(¥280)
*( )は有料入場者20名以上の団体料金。中学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者(2名まで)。
TOPMUSEUM PASSPORT 2026提示者は無料。第3水曜日は65歳以上無料。
*8月6日(木)~28日(金)の木・金曜日17:00~21:00は夜間特別開館による割引料金(学生・高校生は無料、一般・65歳以上は団体料金。学生証・年齢が確認できるものをご提示ください)。
topmuseum.jp/exhibition/5419/