1926年に誕生したスイスの腕時計ブランド｢TUDOR(チューダー)｣は、2022年のニューモデルを発表した。4月1日(金)に発売された｢BLACK BAY GMT S&G｣と｢BLACK BYA CHRONO S&G｣を皮切りに順次発売予定。

まずはじめに紹介するのは、元の時刻を把握したまま旅先のローカルタイム表示を可能にするデュアルタイムゾーン表示機能を備えた新しい｢BLACK BAY PRO(ブラックベイ プロ)｣。ケース直径39mmサイズに抑えたスポーティな本モデルは、｢チューダー」がその歴史を通じてプロフェッショナルのために生み出してきたテクニカルウォッチの精神を体現している。そして、24時間目盛りを刻んだサテン仕上げの固定ベゼル、イエローのスノーフレーク型24時間針、GMT機能を内蔵したマニュファクチュール キャリバー MT5652を搭載。老舗の職人によって生み出されたイエローのセンターライン入りブラックファブリックストラップとスチール製リベットブレスレット、さらにはフォールディングクラスプを備えたブラックのレザー&ラバーのハイブリッドストラップといった3種類のストラップがラインナップされる。

続いて、スチール&イエローゴールドを纏ったクロノグラフ｢BLACK BAY CHRONO S&G(ブラックベイ クロノ S&G)｣。サブカウンターとのパワフルなコントラストを放つダイヤルの下に、コラムホイールと垂直クラッチを備える高性能のマニュファクチュール キャリパーを搭載した、ダイバーズウォッチとスポーツウォッチの伝統を継承するモデルである。ストラップは、1950年〜60年代のモデルを着想源とするスチール&イエローゴールド製リベットブレスレット、老舗のクラフツマンシップから生み出されたブラックファブリックストラップ、生成りのスティッチを施しフォールディングクラスプを備えたブント付きエイジドレザーストラップの中から選択可能となっている。

そして3つ目は、アイコンモデル｢BLACK BAY GMT S&G(ブラックベイ GMT S&G)｣にブラウンとゴールドとブラックというモダンな配色が施された、ノスタルジックな佇まいが印象的なS&G(スチール&ゴールド)バージョン。着用者の所在地のローカルタイムを表示すると同時に、2つの別の時刻表示を可能にするマルチタイムゾーン機構を誇るモデルだ。デイ&ナイトを表現した2トーンの24時間目盛り付き回転ベゼルが存在感を放つ本モデルは、歴史ある時計機能を繊細な美しさで称えているという。