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チューダーの2021年新作モデルが発売,
ブラックベイ クロノなど,全4型がラインナップ。
FASHION Apr 12, 2021
スイス発の腕時計ブランド、チューダーは、2021年の新作モデルを発表した。今回新たにリリースされるのは、ブラックベイ クロノ、ブラックベイ フィフティ‐エイト 925、ブラックベイ フィフティ‐エイト 18K、ブラックベイ 41-36-32の4種類。
昨年50周年を迎えたチューダーのクロノグラフの歴史に新たな名を刻むブラックベイ クロノは、モータースポーツとの蜜月関係と進化を続けるダイバーズウォッチという、水陸両方の伝統が邂逅した1本。スチールのケースと2つのダイアルデザインはそのままに、サブカウンターとオパラインのダイアルが織りなす美しいコントラストが際立っている。またコラムホイールと垂直クラッチを備える高性能のマニュファクチュール キャリバーを搭載するなど、チューダーの持つ高い技術力と叡智がしっかりと息衝いている。
ブラックベイ フィフティ‐エイト 925は、チューダーのダイバーズウオッチとして初めてシルバー925製のケースとオープンケースバックを備えたモデル。ブランド初の200m防水を誇るダイバーズウオッチ、Ref.7924、通称“ビッグクラウン”の発売年(1958年)にちなんで命名されたフィフティ‐エイトに、今年新たに採用された素材名を冠した。名作と誉れ高いRef.7924の意匠を踏襲した数あるモデルの中で、1950年代のプロポーションを維持しつつ、39mmのケースサイズを採用。小ぶりなサイズ感はヴィンテージマニアを惹きつけるような独特の趣深さを備えている。
同じフィフティ‐エイトでも豪華な18Kイエローゴールドを採用し、エレガントな佇まいに仕上げたのがブラックベイ フィフティ‐エイト 18Kである。チューダーのシグネチャーともいえるスノーフレーク針に加え、ケースやアワーマーカーにあしらわれた18Kイエローゴールドが上品なクラス感を演出。ダイアルとベゼル部分のマットなゴールデングリーンとのカラーコンビネーションは、手元に洒脱な存在感を与えてくれる。この配色は今やチューダーの象徴のひとつでもあるファブリックストラップ(付属品)にも採用されており、デザインのみならず快適な着け心地に一役買っている。
豪奢なタイムピースの後に紹介するのは、シーンやスタイルを選ばないオールラウンドモデル、ブラックベイ 41-36-32。過度な装飾を排したミニマルなデザインは、フォーマルな場からリラックスした場でもしなやかに馴染む、高い汎用性を誇る。最も頑丈なステンレススチールのひとつ、316Lスチールで作られたケースは、スクリュー式リューズとケースバックを採用することで150mの防水を実現。視認性を高めるアプライド アワーマーカーや蓄光性スーパールミノヴァをあしらった針など、端正な面持ちの中に確かな機能性を備えている。
創業以来変わらない、実用時計としての高い堅牢性とデザインへの美学。チューダーのブランドフィロソフィを体現した新作ウォッチは順次販売される。