カルバン・クラインは、今秋初めて日本でローンチするカルバン・クライン メンズウェアのジャパンアンバサダーとして俳優の松田翔太を迎え、新たなキャンペーンと新作コレクションを展開する。

1968年にニューヨークで誕生したカルバン・クラインは、大胆かつ進歩的な理想や、魅惑的かつセンシュアルな美学を体現する世界的なライフスタイルブランド。そのモダンでミニマルなデザインアプローチと挑発的なイメージ、さらにはオーセンティックなカルチャーとの結び付きによって、創業以来50年以上に渡り世界中のコンシューマーを魅了し続けている。日本国内においては当初、アンダーウェアとフレグランスをメインに展開。クリーンなロゴ入りアンダーウェアやフレグランスの｢ck one｣などは、若い世代を中心に爆発的なヒットを記録した。アパレルに関しては、セカンドラインにあたる｢ck カルバン・クライン｣と、デニムラインの｢カルバン・クライン・ジーンズ｣などが人気を博してきたが、この度ブランドのメインラインであるカルバン・クライン メンズウェアが、初めて日本国内で展開される。かつては、ラフ・シモンズをクリエイティブ部門に招聘するなど、歴史や伝統におもねらず、常に創造性を更新してきたブランドだけに日本での展開にも大きな注目が集まっている。

この度、アンバサダーに就任した松田翔太は、以下のようなコメントを発表した。｢かれこれ20年以上前、僕が小学校高学年くらいの時に初めてファッションブランドというものを意識したのがカルバン・クラインだった。それは鮮明に覚えている。漠然としたニューヨークのイメージやアンダーウェアのウエストバンドに入ったロゴだったり、とにかく圧倒された。ファッションは気軽に楽しむもので、時にはフォーマルに装って背筋を伸ばしたり、個人のパーソナリティは変わらずともまた違った人間に変われるような、そんな重要な役割を持っていると思う。僕自身もそうやって気分転換をしたり、なりたい人物になるためにそのファッションを目指したりすることがある。今回、アンバサダーに起用されたことで、僕の考え方や生き方がある種、ブランドに認められた気がしている。キャンペーンも非常に楽しみにしていた｣

同ブランドのキャンペーンといえば、1970年代後半に当時15歳だった人気女優ブルック・シールズを｢カルバン・クライン・ジーンズ｣のモデルに起用。タイトなジーンズを履いたシールズと、“私とカルバンの間には何もない”という刺激的なコピーで一大センセーションを巻き起こすなど、その先鋭的なクリエイションと戦略的なプロモーションには定評がある。今回の国内ローンチに先駆けて公開されたイメージビジュアルは、ファッションフォトグラファーの守本勝英が撮影を手掛けており、都市の風景から着想を得た滑らかなラインを特徴とする新作アイテムと、松田翔太の多角的なパーソナリティをレンズを通して表現した。