NEW GENERATION, NEW WAVE
ABOUT JUL, 2026
“ネオ・ソウルの女王”ことエリカ・バドゥが来日,
新たなライブプロジェクト“IMEHO”を始動。
ENTERTAINMENT Jul 21, 2026
“ネオ・ソウルの女王”として君臨し続けるエリカ・バドゥが、「SOUL CAMP(7月4日開催)」および「Billboard Live YOKOHAMA(7月1日開催)」、「Billboard Live TOKYO(7月6日開催)」、「Billboard Live OSAKA(7月8日開催)」の計4公演をもって、新たなライブプロジェクト“IMEHO”の世界ツアーをスタートさせた。長年の盟友であるピアニスト、RC・ウィリアムズとともに創り上げた本プロジェクトは、日本公演を皮切りに、10月からはヨーロッパツアー、その後も世界各地での公演が予定されている。
1997年に発表された衝撃のデビューアルバム「Baduizm」で彗星のごとく登場して以来、これまでに5度のグラミー賞を獲得し、2025年開催「Billboard Women in Music Awards」ではアイコン賞を受賞するなど、世代やジャンルを超えて影響を与え続ける現代音楽シーンを代表するミューズ、エリカ・バドゥ。本人が「ONE HUMAN SHOW」と呼ぶ本公演は、ボーカルとピアノを軸にしたミニマルな編成によるライブで、その場で生まれる即興演奏を通して、観客とともに唯一無二のステージが創り上げられている。東京公演では、急遽パーカッションが加わり、新たなサウンドスケープが生まれた。
今回の来日では、東京のクリエイティブシーンとの交流も大きなテーマとなり、ステージでは、トモ・コイズミやヴィヴィアーノ・スーをはじめとする東京のデザイナーによる作品に加え、若いクリエイターを応援したいという想いから、モード学園の学生が制作した衣装も着用。衣装は開演直前まで決めず、その日の感覚や会場の雰囲気に合わせて自由に組み合わせるスタイルを取り入れ、ファッションそのものを即興表現の一部としてライブへと昇華していた。エリカ・バドゥは、「衣装も音楽と同じように即興の一部です」と語り、さらに学生デザイナーの作品については、「アメリカへ持ち帰り、これからも紹介していきたい」と、若いクリエイターたちへの敬意と、継続的なサポートへの想いを明かした。
“IMEHO”は、単なるライブタイトルではなく、エリカ・バドゥが長年用いてきた自身の創作活動を象徴するクリエイティブペルソナ(オルターエゴ)。固定されたジャンルやイメージにとらわれることなく、「私は私である(I’m Me)」という自由な自己表現を体現し、音楽、ファッション、アート、スピリチュアリティを横断しながら、その瞬間にしか生まれない表現を創造している。「Billboard Live」で披露された“IMEHO”も、その思想を体現するライブとして構成され、音楽、ファッション、空間、そして観客との対話が一体となり、その瞬間にしか存在しない作品を創り上げる……、それこそが“IMEHO”の世界観であるという。完成された作品を提示するのではなく、その場に集う人々とともに作品を創造すること。それがエリカ・バドゥが“IMEHO”に込めた表現哲学である。
また、エリカ・バドゥは近年、音楽活動と並行して、サウンドメディテーションにも取り組んでおり、その独創的なセッションは世界各地で高い注目を集めている。ヘッドホンやデジタルで生成された周波数を用いたライブインプロヴィゼーション(即興演奏)を用いながら、その場に集まった参加者の状態や空間のエネルギーに呼応しながら音を紡ぎ、一人ひとりを深いリラクゼーションへと導く。ライブパフォーマンスと同様に、その場で生まれるエネルギーを大切にし、毎回全く異なる1度限りの体験を提供している。
東京滞在中には、「Billboard Live TOKYO」公演翌日に、音、空間、テクノロジーを通して、未来のリスニング体験を探求する東京拠点の空間体験スタジオ「KALKUL」とのコラボレーションにより親密なサウンドメディテーションを開催した。参加者は、日本を代表するオーディオメーカーである「audio-technica(オーディオテクニカ)」の高品質ヘッドホンを装着し、「KALKUL」が開発した特別な共鳴プラットフォームに身を横たえながらセッションを体験。エリカ・バドゥがその場で生み出す周波数とライブインプロヴィゼーションに全身を包まれ、音と共鳴が織りなす多層的で深い癒しの旅へと没入していったという。こうしたパフォーマンスの枠を超えた探求は、“IMEHO”が掲げる哲学とも深く共鳴している。それは、「いま、この瞬間」にしか存在し得ない体験を創造するということ。その一回性こそが、“IMEHO”の本質なのではないだろうか。
シンガー、ソングライター、プロデューサーとしてだけでなく、俳優、ファッションアイコン、そしてサウンドヒーラーとしても活動するエリカ・バドゥ。音楽、アート、ファッション、スピリチュアリティを横断しながら、常に新たな表現を探求し続ける存在として、世界中のクリエイターやアーティストに影響を与え、アーティスト活動30周年を迎えた今なお新たな挑戦をし続けている。