NEW GENERATION, NEW WAVE
ABOUT OCT, 2024
近年、とみに耳にするようになったIoT(アイ オー ティー)家電とは、スマートフォンやタブレットなどを通じて家電とインターネットを繋ぎ、遠隔操作できる製品を指すもの。様々なブランドがIoTの製品開発に力を入れる中、ドイツ発のプレミアム家電ブランド、MIELE(ミーレ)もまた、その分野において魅力的なプロダクトを数多くリリースしている。今回はその中から、調理機器、食器洗い機、洗濯機の最新IoT製品を紹介する。
昨年末登場したGeneration 7000シリーズのビルトインタイプのオーブンは、「Miele@mobile」アプリを使って庫内に内蔵されたカメラによる画像を確認することができる(*庫内カメラはH 7860 BPのみ搭載)。焼き上がりを遠隔でチェックできる他、アプリ上で温度や時間の変更、調理終了の操作も可能。他にも、調理終了後に余熱で火が入り過ぎないよう、庫内の温度を設定温度まで下げて、温度と湿度を料理提供に合わせてキープしてくれるテイストコントロール機能(注1)も搭載している。デザインはキッチンのスタイルに合わせて、オプシディアンブラックのガラス面にステンレスのハンドルが印象的な「ピュアライン」モデルと、高級感溢れるグラファイトグレーの最上位モデル「ヴィトロライン」を用意。価格は¥418,000~となっている。
*注1:機種により搭載されている機能は異なる。
同じく昨年末登場したGeneration 7000シリーズの食器洗い機は、プログラムごとに最適な洗剤量を適切なタイミングで投入する世界初の自動洗剤投入システムを搭載(注2)。こちらも「Miele@mobile」アプリを使うことで、遠隔操作が可能(注3)。オート機能で週間プランを作成すれば、毎回自動でプログラムが開始されるので操作の手間が省ける。他にも大きな和食器やサイズがバラバラの調理機器などをフレキシブルにセットできるアジア仕様のバスケットに加え、環境に配慮し消費水量や消費電力を削減するなど、現代生活に呼応した機能を備えている。価格は¥352,000~。
*注2、3:機種により搭載されている機能は異なる。
豊富なラインナップを誇るミーレの中でも、洗濯機は約120年に渡り進化し続けた主要製品であり、洗濯機製造のパイオニアとして知られている。ミーレが生まれたドイツでは、洗濯は汚れを落とすだけでなく、衣類をケアすることが重要とされ、衣類の素材や汚れに合わせた洗い分けが主流となっている。さらに、ミーレは“トータルランドリーケア”を提唱し、洗濯、乾燥はもとより、洗剤も機械に合わせて洗剤メーカーと共同開発するなど、衣類をしっかりとケアして長く楽しむマインドを国内外に根付かせてきた。最新の「T1 衣類乾燥機」にも、その精神は機能となって随所に活かされている。最大容量9kgと大容量ながら、ミーレが日本国内で発売するモデルとしては初めてヒートポンプ方式を採用。従来のコンデンサ方式と比べ、消費電力が半分以下になったので電気代の節約にも繋がる。また、内側は独自の蜂の巣構造にすることで、均一な乾燥とシワの軽減を実現。慌ただしい時でも時間の短縮やアイロンがけの手間を省いてくれる。こちらももちろんIoT対応で、「Miele@mobile」アプリを使って、外出先でも乾燥の状態確認や操作プログラムをアシストする。インテリアに馴染むシンプルかつ洗練されたデザインも特徴と言えるだろう。気になる価格は¥396,000となっている。
利便性の高さはもちろん、時間や心の余裕を生み出してくれるIoT家電があれば、暮らしの豊かさと質も今よりぐっと上がるはずだ。
MAIL info@miele.co.jp
TEL 0570-096-300
www.miele.co.jp