NEW GENERATION, NEW WAVE
ABOUT OCT, 2024
カウズ,バリー・マッギー,JRなど,70点を紹介!
世界屈指のコレクションを誇るMUCAの展覧会。
ART Nov 8, 2023
アーバンアートと現代アートに特化したドイツ ミュンヘンの美術館、MUCA(Museum of Uraban and Contemporary ART)のコレクションを紹介する展覧会「MUCA(ムカ)展 ICONS of Urban Art ~バンクシーからカウズまで~」が、京都市京セラ美術館で開催中。
MUCAは、25年以上にわたり蒐集活動を続けてきたクリスチャンとステファニー・ウッツ夫妻によって、2016年にドイツ ミュンヘンの中心部、マリエン広場からすぐの変電所跡地に開館されたドイツ初のアーバンアートと現代アートに特化した美術館。ポップアートからニューリアリズムまで、都市環境の中の芸術や抽象表現、絵画、社会、政治問題など多様なテーマを扱い、その影響力を国内外へと拡大し続けている。また、今年の秋にはドイツにおいて初めてダミアン・ハーストの個展を予定するなど、今後の活動にも注目が集まる。
全国を巡回(2024年春には東京展を予定)する形で開催される本展では、MUCAが所蔵する約1200点ものコレクションの中から、世界的にも評価の高いバンクシーやカウズをはじめ、TWISTことバリー・マッギー、ブラジルにおけるエアロゾルアートの第一人者、オス・ジェメオス、バラク・オバマ元大統領の「Hope」 ポスターでも知られるシェパード・フェアリー、さらにはインベーダー、リチャード・ハンブルトン、ジェイアール、スウーン、ヴィルズの10名の作家にフォーカス。誰もが知るマスターピースから日本初公開の作品を含む、約70点を紹介する。
リーガル/イリーガルを含めて都市空間から自然発生的に生まれ、あらゆる壁や境界を超えた視点から世界を見つめ続けてきたアーティストたちによって生み出されたこれらの作品は、画一的なルールや従来の規則に縛られることなく、私たちの眼を社会の不公正や非対称性、資本主義、人種差別といった様々な課題と問題に向けさせ、考えることを促すものでもある。
なお、会期終了は2024年1月8日(月、祝)。アーバンアートにおける“アイコン”とも呼ぶべき先駆者たちの名作をお見逃しなく。
会期:開催中(2024年1月8日まで)
会場:京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
京都市左京区岡崎円勝寺町124
時間:10:00~18:00(最終入場 17:30) *11/11(土)のみ20:00まで開館(最終入場は19:30)
休館日:月曜日(祝日の場合は開催)、年末年始(2023年12月28日~2024年1月2日)
観覧料 :〈一般〉平日 ¥1,900(¥1,700)/土日祝 ¥2,100(¥1,900)
〈大学・高校生〉¥1,400(¥1,200)〈中学・小学生〉¥800(¥600)
*未就学児は入場無料
*( )内は団体料金、団体は20名以上
*障がい者手帳等を提示の方は本人及び介護者1名まで無料(確認できるものをご提示ください)
www.mucaexhibition.jp