LOUIS VUITTON

ファレル・ウィリアムスとタイラー·ザ·クリエイターのフレンドシップから生まれた注目のコラボレーション。タイラーが「完璧なバランス」と自負するように伝統的な“モノグラム”を果敢に手書きでアレンジ。童心に帰ったような無垢な筆致と色使いが気分を高揚させる。

DIOR

80年代に活躍した伝説的スタイリスト、レイ・ペトリ主宰の「バッファロー」がインスピレーションソース。メゾンを象徴するモチーフ“カナージュ”をジャカード織りで表現したツイード製アッパーに、アーカイブ ピースの金具を再解釈した「ディオール チャーム」を添えた。

HERMÈS

タイムレスなバッグ「ケリー」を象徴するディテール、“クラスプ”で遊びを加えたポーチ。付け替え可能なストラップで、縦/横の両方に着用ができ、肩掛け、斜め掛け、ウエストバッグとして活躍する。コンパーメントをパズルのように重ねることで機能的な収納を可能に。

PRADA

レザー製のカメラバッグは、洗練された美しさと機能性を併せ持つ意匠を通してブランドに通底する二元論の精神を反映させたもの。力強いフォルムや斜めに配 したユーティリティポケットが建築の構造美を想起させるが、ペーパーライクなタッチで軽快さを実現する。

CARTIER

列のイエローゴールドのピコが正対し、コンセプトの“二面性”を表現。造形美に宿るパンクマインドは、カルティエの革新性に帰結する。手元に華やぎを添えるだけでなく、自己表現を謳ったステートメントピースとしても重宝するだろう。

LOEWE

パンを持ち運ぶためのバケットバッグを、たおやかな スエード素材でモダナイズ。「ペブル(小石)」という名の由来にもなったハードウェアは、デザインに寄与するだけでなくアジャスターとしての機能も。クラフトへの造詣の深さと高度な職人技術が邂逅した逸品。

CELINE HOMME BY HEDI SLIMANE

4月17日(水)から伊勢丹新宿店で開催されるポップアップストア“SURF”にて先行発売。紳士靴においてカジュアルに分類されるローファーを、鮮やかなパイソン風レザーで色香漂う面持ちへと変換。アクの強さもトリオンフチェーンが品よく中和させている。

BALENCIAGA

Summer 24に新登場した「パスポート」ラインのフォンホルダー。手触りの優しいカーフスキン製のケースに挟んだ複数のチケットは、架空の航空、鉄道会社のもの。よく目を凝らすとパスポートの国名も「バレンシアガ」にするなど、プレイフルな遊び心が満載。

MARINE SERRE

マリーン・セルは、史上最年少でLVMH賞を受賞した将来を嘱望されるデザイナー。同名ブランドのシグネチャーピースでもあるベルトは、「月」を模したバックルが特徴。“サイバーパンク”を思わせるデザインだが、環境に配慮した素材使いが今日的。

GUCCI

「グッチ ヴァリジェリア」は、創設者グッチオ・グッチがホテルのポーターとして働いていた経験を着想源に発展させたトラベルコレクション。こちらの新作バッグは 、クラシカルな“GG スプリーム キャンバス”にあしらったネオンカラーのトリムが存在感を発揮する。

THE ROW

アイコンバッグ「マルゴー」が、横長のプロポーションで新登場。サイドパネルに配したハードウェアはトレンチコートの金具を採用。表革をシボ感が上品なグレインカーフ、裏地には柔らかなナッパカーフを採用するなど、贅沢な素材使いが所有欲を満たす。

SAINT LAURENT

SS24ウィメンズコレクションのワードローブから着想を得たバッグ。天然ラフィアを使い、熟練の職人による透かし編みの技法でメッシュライクに仕上げた。手仕事ならではの優しいテクスチャーと格調高い「カサンドラロゴ」のコントラストが新鮮な印象に映る。

FENDI

ラフィアで仕立てたアイコンバッグ「バケット」。タウンユースはもちろん、リゾートにも映える軽快なタッチとクラフト感漂う“FF”ロゴの編み柄が出色。編み込みのハンドルや清爽なカラーも含めて、手数が減る春夏の軽装を洒脱に格上げしてくれる。

ETRO

イタリア語で“船の帆”を意味する「ヴェラ」を名前に冠した名作バッグが、メンズ仕様で登場。帆が風を切り裂くさまを、シャープなシルエットとダイナミックなシェイプで表現した。表情感のあるシュリンクカーフもモダンなムードを後押しする。