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LIMITED EDITION
POLO STADIUM COLLECTION
EXILE AKIRA & BOBBY

貴重なアーカイブコレクションと共に披露する
特別対談&メイキングムービー!!

 

 

 

ポロ ラルフ ローレンは、1967年にネクタイ店からスタートしたアメリカントラディショナルの代表的存在であり、老若男女から愛される王道のブランドである。それは一般的なポロ ラルフ ローレンのイメージであるに違いはないが、熱狂的な信者がアメリカや日本のストリートに存在することも加筆しておきたい。ポロ ラルフ ローレンの様々なラインの中でも最も貴重なシリーズと言われている1992年に発売された「ポロ スタジアム コレクション」。その復刻コレクションが先月、誕生25周年を記念し、アジアでは東京・キャットストリートと大阪・心斎橋の2店舗のみで限定販売された。当日は、オープン1時間前の時点でキャットストリートを超え表参道まで連なり、約400mの大行列が出来るほどの賑わいを見せた。

 

 

POLO RALPH LAUREN Tank Top[1992]

 

POLO RALPH LAUREN Runner's Jacket[1992]

 

「ポロ スタジアム コレクション」は、1992年に開催されたバルセロナオリンピックのためにデザインされたスポーツラインで、ストリートダンサーやB-BOYの間では当時から入手困難だった希少価値の高いコレクターズアイテムでもある。バルセロナオリンピックを機に採用された若きデザイナー、マイケル・タピアのセンスによって、その後もスポーティでカラフルなデザインが多数発表されたことにより、ポロ ラルフ ローレンはストリートウェアシーンにおいてトップに君臨するブランドとなった。それ以前にも80年代後半よりニューヨークのブルックリンでは、窃盗集団であるRalphie KidsとかGet Money Crewと呼ばれるクルーとUnited Shoplifters Association通称USAのクルーがひとつになり、〝LO LIFE〟という悪名高き集団が誕生していた。彼らは全身の95%以上ポロ ラルフ ローレンを身に纏い、熱狂的にポロ ラルフ ローレンを愛した。現在でもレアなアイテムの披露会やベストドレッサー選考会等その活動は彼らのライフスタイルそのものとなっているほどだ。

 

 

POLO RALPH LAUREN Hooded Sweatshirt[1992]

 

POLO RALPH LAUREN Rugby Shirt[1992]

 

POLO RALPH LAUREN T-Shirt[1992]

 

POLO RALPH LAUREN T-Shirt[1992]

 

そのような歴史の中でも1992年は、「ポロ スタジアム コレクション」だけではなく数々のポロ ラルフ ローレンの名作が誕生した年でもある。そこで『SWAG HOMMES』vol.5では、伝説のダンスグループJ.S.B.の初代リーダーであるBOBBY氏を中心にEXILE HIRO氏、EXILE AKIRA氏の協力のもと、オンタイムで購入したという膨大なコレクションの中から1992年モデルの一部に限定し、貴重なアーカイブ企画を実現することが出来たのである。さらには、今回の「ポロ スタジアム コレクション」の復刻に大きな貢献を果たしたアジア人初のラルフ ローレン アンバサダーでもあるEXILE AKIRA氏とBOBBY氏によるメイキングムービーと共に特別対談をお届けする。『SWAG HOMMES』vol.5に掲載の特集企画〝STREET DREAMS〟のアウトロにふさわしい夢溢れるリアルストーリー!

 

 

KENTARO OKUZAWA(以下K) ストリートダンサーであったAKIRAさんにとっては、ポロ(ラルフ ローレン)には色々な思い出があるんじゃないですか?

AKIRA(以下A) 今、僕はアジア人初のラルフ ローレン アンバサダーをやらせていただいていて、微力ながらですけどもラルフ ローレンさんの美学や哲学を自分を通して届けていきたいなという想いがあります。僕としてはポロはもちろんダブル アール エルやパープルレーベルが昔から好きで愛用していたこともありますし、やっぱり自分達の青春と言っても良いほど思い入れの強いブランドです。特に「ポロ スタジアム コレクション」に関しては、日本ではBOBBYさんやHIROさん達が、92年頃にオンタイムで日本で最初に着て踊っていた第一人者であり、ムーブメントを起こしていた先駆者ですからね。当時のそのスタイルに憧れてダンスを始めたようなものです。その後、僕らの世代的には古着を掘ってたりしてましたね。

K で、その想いを綴った手紙をラルフローレンへ送ったとか……。

A やっぱりもう一度この古き良き「ポロ スタジアム コレクション」が復活したら面白いな、と思いまして、以前ニューヨークコレクションの際にラルフ ローレンさんにお会いする機会があったので、その後ちょっと厚かましいと思いながらも英文で直接、手紙を書いて送らせてもらったんです。そうしたらラルフ ローレンさんから直筆の手紙が返ってきて……。その後、図鑑のような分厚い資料を作って企画書を本社スタッフに送ったんですよ。BOBBYさんやHIROさん達が「ポロ スタジアム コレクション」を着て写ってる写真も入れて。で、VERBALさんとLDHアパレルの小川さんにもご協力いただき改めてニューヨークの本社へ行って、その資料を見せながら「昔はストリートやダンスシーンでこういう風に流行っていたんだ」というような説明をさせてもらいました。ラルフ ローレンのトップの方達もすごく楽しみながら聞いてくれて、「面白いから、改めて検討するよ」ということになったんです。それが約1年半くらい前だったんですけど、その間に色々と検討してくださって、このタイミングで復刻が出るということに至ったようです。僕がきっかけなのか、想いが伝わったのか、このプロジェクトに少しでも携われたのは本当に嬉しかったですね。

 

POLO RALPH LAUREN Stadium Gear Cap[1992]

 

POLO RALPH LAUREN Jamaican Boxer[1992]

 

POLO RALPH LAUREN Starboard Jacket[1992]

 

POLO RALPH LAUREN Hooded Jacket[1992]

 

K まさに夢溢れるストーリーですね。

BOBBY(以下B) いや最高だよ。AKIRAがいてくれて良かったよ(笑)。だってこんなこと、まず無理じゃない。ファッションのサイクルとしても、今90年代が回ってきてるから最強のタイミングなんだよね。AKIRAの一言がなかったら実現してないと思うよ。

K スニーカーとか以外で92年当時にストリートで流行ってるアイテムというかブランドが、これだけ世界中で買えなかったという事例は他にあまりないんじゃないですか? BOBBYさんはオンタイムで体験しているわけですよね?「ポロ スタジアム コレクション」はアメリカ中を探してもなかったとか。

B 92年にニューヨークで目の当たりにするわけなんだけれども……。

K BOBBYさんがよく話してくれる、当時ファッション的にも影響を受けていたというニューヨークのダンサー達がいるじゃないですか? 彼らもやっぱり着てたんですか?

B ハンパナイよ。当時のニューヨークのクラブは、1000から2000人規模のデカ箱ばっかりだったんだよ。その中で、半分くらいは着てたんじゃないかなって勢い。もちろん、その中にそれと似ているようなものを着てた人もいるけど、パッと見、完璧運動会だよね(笑)。

A そうですよね(笑)。赤白帽みたいなキャップに、ゼッケン付けて。

B ドレッドの黒人が運動会してる、まさにそんな状況だった。何だあれは? って。それまでポロっていったら馬のイメージしかなかったから、これってポロ?

K まだポロ スポーツが出る以前ですし。

B そうそう。それでクラブ帰りにそのまま寝ずにマディソンアベニューにあるポロの本店からブルーミングデールズ、メイシーズに行ったんだけど、案の定ないわけだよね。それでニューヨーク中を探して駆け回ったけれども、どこにもなくて。カナダとの国境のアウトレットに行けばあるんじゃないか? っていう噂があったから行ってみたけど結局なくて、次はマイアミだ、ロサンゼルスだってどこへ行ってもどこにもなかった。で、最後にその昔、3年間くらい留学してたことがある最もラルフ ローレンの店舗数が多いと言われていたハワイのオアフ島にあるかもしれないと思って行ったら、ほとんどあったんだよ。もう一気に買い占めたね。だから当時のものは、ほぼハワイで手に入れたんだよね。それくらいアメリカ本土には全くなかった。まあ、作ってる数も少なかったらしいんだけど、大変なムーブメントでしたよ。

A 僕らが古着を掘っている時代は、既にオークションで20万円以上してるものもありました。

 

POLO RALPH LAUREN Classic Windbreaker[1992]

 

 

POLO RALPH LAUREN Half Zip Sweatshirt[1992]

 

POLO RALPH LAUREN Half Zip Sweatshirt[1992]

 

POLO RALPH LAUREN Short Dungaree Jacket[1992]

 

K ところで、今回AKIRAさんからお借りして掲載させていただいた「ポロ スタジアム コレクション」の白いキャップには、すごい思い入れとエピードがあるとか。

A 当時HIROさんがZOOをやっているときに、リアルタイムで被っていたものを自分が譲り受けたんですよ。で、EXILEのメンバーになった最初の武道館ライブのときに、僕はそれを被って踊ったんです。ファンは「1番のお披露目のときに、何であんな汚い帽子を被ってるんだろ?」って感じてたんじゃないかな(笑)。自分にとっては、それほど貴重なものでEXILE人生のスタートを共にする衣装としては、涙が出るくらい最高のアイテムでした。

B あれってAKIRAのところに行ったんだ? あれはあの人(HIRO)にとっても、相当思い入れのあるキャップだよ。俺ら全員でニューヨークで手に入れられたのが、あの人のあのキャップ1個だったんだよ。俺の赤い方は、〝LO LIFE〟のジギーのアニキ分であるラッパーのスペシャル・エドに頼み込んでやっとの思いでもらったんだ。

K それが受け継がれてるわけですね。

B オンタイムでは、おそらく俺の赤とHIROの白しか日本にはなかったと思う。

 

POLO RALPH LAUREN Stadium Cap[1992]
EXILE AKIRA私物(EXILE HIROから譲り受けた貴重なキャップ)

 

A でも僕らストリートやヒップホップサイドの熱量と違って、ラルフ ローレンさん達にとって「ポロ スタジアム コレクション」は、単純にスポーツ着。昔の写真でもあるように、マリン風に着崩して船に乗ったりだとか、そういった大人向けだったのでラルフ ローレンのスタッフの方々は、「そんなに人気があったのか?」という反応でしたよ。

B 当時、J.S.B.として活動していた頃は、自分達が着ると日本中のヒップホッパーやダンサー達が右へ習えで着てくれるような流れがあったので、色んなブランドがスポンサーになってくれたけれど、ラルフ ローレンだけは見向きもしてくれなかった。それでクソーとか思いつつも、やっぱりそういうところもカッコ良いなっていうのが心のどこかにあって。黒人達もそこに魅力を感じたんだと思うよ、その揺るがないところに。特に当時のイケてるヤツらって、ヒップホップに目を向けたアーバンブランドなんて着てたら絶対にダメだったんだよ。逆に全然それに目を向けていないラルフ ローレンやノースフェイスやティンバーランドだったり、全く媚びないブランドをヒップホップ流に着こなすことが1番イケてるんだっていうことを皆が言ってた。自分なりのヒップホップをフレッシュに着こなせ! って。それが究極のB-BOYだからってことも含めてね。

A どれだけ流行ってもストリートに照準を合わせないというか、その美学とか信念みたいなものを改めて強く感じました。だから90年代とか昔はストリートが好きだった人達以外のもっと紳士的なスタイルの人達や今の若い世代にも、オールマイティに楽しんでもらえるように伝えたいですよね。この「ポロ スタジアム コレクション」を、逆に今の若い世代の人達って知らないんじゃないですか? でも、何か匂いを感じて今のストリートテイストにミックスして新しい着こなし方を生み出してくれそうだし、逆に僕らみたいに昔のスタイルを既に楽しんでいて、復刻を楽しみにしている人達には、スタジアム ラインが最解釈されたパープルレーベルを、大人の余裕のある感じで着こなせてもらえたら最高ですね。

 

POLO RALPH LAUREN Cap[1992]

 

POLO RALPH LAUREN T-Shirt[1992]

 

POLO RALPH LAUREN Antique Sweatshirt[1992]

 

POLO RALPH LAUREN Gear Cap[1992]

 

[L→R] POLO RALPH LAUREN  Sweat ¥25,000  RALPH LAUREN  Trousers ¥65,000 (RALPH LAUREN)  Wrist Watch ¥395,000 (RALPH LAUREN OMOTESANDO) POLO RALPH LAUREN  Jacket ¥38,000  Polo Shirt ¥30,000  Pants ¥19,000  Cap ¥8,000 (RALPH LAUREN)

 

[Profile]
EXILE AKIRA

EXILE / EXILE THE SECONDの中核メンバー、パフォーマーの傍ら、役者としてTV、映画、舞台等でキャリアを積み、マーティン・スコセッシ監督作「沈黙-サイレンス-」(17年1月21日公開)ではハリウッドデューも果たした。17年、アジア人初のラルフ ローレン アンバサダーに就任するなどワールドワイドに活躍中。

BOBBY

ダンサー/クリエイター。ダンス、ファッション、音楽等、90年代初期より常に時代の最先端を提示し続け、日本のストリート/ヒップホップダンスシーンの立役者にして伝説のダンスグループ、J.S.Bの初代リーダー。EXILEのメンバーをはじめ多くの著名ダンサーを輩出。現在はEXPGの取締役も務める。

 

 

[Information]
RALPH LAUREN 0120-3274-20
RALPH LAUREN OMOTESANDO 03-6438-5800
www.ralphlauren.co.jp/ja

[Editorial]
Photography_Genki Nishikawa(Model), Takaomi Watanabe(Item)
Interview&Text_Kentaro Okuzawa[SWAG HOMMES]

[Movie]
Direction_Kentaro Okuzawa[SWAG HOMMES]
Edit_Sasuke